私が初めてこの本と出会ったのは、コンビニエンスストアでした。
ダンジョン飯と書かれたタイトルの本を見て、誰がどんな想像をするでしょう。
筆者もダンジョン飯?
無人島的な感覚で魚っとて焼いたり煮たり、はたまた牛や豚の狩りをしてそれを食べるのか?と思いました。メインは冒険の話でしょと。
これが見てビックリ面白い!
まさかの、実際のダンジョンで出てくるモンスターを調理して食べるというもので、なんだモンスターかと思われるかもしれませんが、調理内容がかなりしっかりしているのです。一種の料理本感覚です。
はい。捕まえましたからの焼きました。食べましょうではなく、そのモンスターの構造から調理の仕方。スライムに至っては、乾燥ナマコのように調理して食べると書いてあるのです。しかも、珍味で高いものらしい…。
冒険しながらの漫画なのですが、メインをモンスターの調理に置いているため、出てくるモンスターをどのように食べるのか見ているだけでワクワクとしてきます。
その中でも、筆者が特に面白いと思った話を簡単に二つ載せたいと思います。気になる方は是非読んでみてください。
マンドラゴンと言えば、抜けば叫び声が聞こえ聞いたものは死んでしまう。そう考えるかと思います。このダンジョン飯でもマンドラゴンはそう捉えられています。
しかし、ダンジョン飯ではそれを食すために抜くのです。いちいち怯えながら抜いていたら食べれるわけもありません。
マンドラゴンの食べ方を熟知している同行者がいるのですが、抜く前に○○してしまえばいい。と実践姿を見て、思わずなるほど!とうなってしまいました。
しかも、それをオムレツにして食べる姿はなんともたくましく感じます。
もう一つは、ダンジョンと言えば罠でしょう!
槍が出てきたり宝箱が罠だったり様々あると思います。
ダンジョン飯では、そらすら調理道具になるのです。筆者もビックリ。え⁉︎そこから採れたもので天ぷらしちゃうの?と思いました。
マグマの中や油の池等々ではありません。
え⁉︎まさかのここ??と思う場所です。筆者がダンジョン攻略者なら、まずその油を使って調理をしようとは思いません(笑)
しかも、その手に入れた油はオリーブオイル。特産らしいです。
この他にも、多種多様のモンスターの調理や冒険があり、久々に面白いと思えるマンガの一つです。
機会がありましたら、ぜひ見て頂けると独特のダンジョンワールドに魅せられることは間違いないかと思います